ROSTOCK F2B SANKA Mk.B
ロストック F2B 散香マークB

1/48 ファインモールド
森博嗣原作、押井守監督の映画「スカイクロラ」に搭乗する戦闘機です。
友達数人で見に行きましたが、ヲタク層が多いと思いきやカップルばっかでした。ラブストーリーだもんね。
機体的には、旧日本海軍機の震電をベースに現用機の造形(プロペラ、インテーク、ギアとか細かい注意書き等)、
WWIIドイツ機の塗装(迷彩パターンも黄色や白の識別塗装ももろドイツを意識)となってるようです。
キャノピーが小さいので機体が大きく見えますが機体もちっちゃいです。なんと最凶に小さい初期型スカイホークよりもさらに一回り小さいので
”子供”が乗るという設定通り大人は乗れそうにないです。
あと、メインギアとノーズギアのタイヤの径が同じ大きさという不思議な仕様(普通はメインギアが大きい)になっております。
ファインモールドの最新キャラモノキット。
同社は1/48スケールで大戦機を数多くリリースしているので、バ○ダイのようにガンダム的解釈でなく、スケールモデルとして作られてるので安心して作れます。
機体のモールドはリベットは少なめでスッキリした感じです。
コクピットは売り文句にあるように過剰ともいえるディテールですが、キャノピーの透明度が高く内部がよく見えるのでいい感じ。
ペラは歯車を使って逆回転するとありましたが、ホイホイ作って胴体を合わせた後に内部でバラバラになってしまったので強引に接着。もう回ってくれません。
回したい人は、可動部を接着しないよう気をつけながらガッチリとくっつけましょう。
塗装は前述の通りドイツ機風でカラー指定もドイツ機指定色になってますが、バンダイ版は別の色で指定されてるのだとか・・・。
この手の塗装に慣れてないので模型誌のドイツ機を参考に塗ってみましたがうーんどうでしょうか?
デカールの発色も良く、ラダー部を塗装とデカールから選べるようになってます。
同社のスターウォーズにみたいに普通のシールはついてませんが、簡単に仕上がるので映画を見た方は記念に作ってみるのも楽しいかも?