F/A-18D <VMFA(AW)-533>
F/A-18D ホーネット<VMFA(AW)-533>の製作記
ホーネット作るよ!キットの説明書通りに作った部分はさらっと流して、今回特別に○○したよ!というところのみ載せていくことにします。
キットはご存知ハセガワのキット。脚がメタル。タラップ他もろもろがエッチングで用意されていてちょっとリッチ。
デカール換えバージョンですが今回はこのデカールは使いません。
キットの他に使うのは以下のグッズです。
左はハセガワのエアクラフトウエポンDこれに誘導爆弾が入っています。この他にもAからAGM-88を使いました。
中はMAW DecalsのNight Hawks History.
ホーネットのほかにホークスが使用してきたイントルーダーとスカイホークのデカールが付いています。
左は同じくMAW DecalsのF/A-18D Hornet Stencilsです。
通常では省略されてしまうような細かい注意書きや各部のスリットが、また一通りの武装の注意書きもセットされていて
痒い所に手が届くスゲー奴です。
とりあえず翼に打たれたリベットが中途半端な間隔だったので間にもう一発打っておきました。
この大きさの画像じゃ見にくいかもなんでクリックで拡大できるようにしてみた。
またスラットとフラップは内側と外側が一体成形されていますが、
翼が折りたたまれる関係実際は別々に駆動されるので切り分けておきます。
フラップは裏側のパーツにプラ板をかまして接着します。
コクピットはキャノピーを開状態にするのでちょっとディテールを増やしておきます。 シート脇の謎の機械(赤いパイプとか)、酸素ボンベっぽいものを自作。
イジェクションシートですが調べていくうちにどうやらキットに付属しているのはA,B型の仕様であるSJU-5/6らしいことが分かってきました。
C,D型はSJU-17なんですけど。というわけでSquadron Productsのレジンパーツのお世話になることに。
やっぱりレジンパーツフェチかもしれない俺。
クリーム色の物体を見るだけでワクワクしてきた。
キットのも悪くないんだけどクッションの弾力性を感じる彫刻、捻れるシートベルトにもうタジタジですよ。たぶん。



武装関係も作っていきます。
左:まずAGM-88が入っているエアクラフトウエポンAが古いのでモールドが凸彫りです。
それはそれでいいんだけど周りに合わせる為やっぱり彫って凹にしておくことにします。
何気にちょー面倒くさい。
ちなみに最近リリースされた"D"に入っていたGBU-12は素晴らしいモールドでした
中:ついでにパイロンもモールドがダルイので彫りなおすついでにリベットだらけに。
右:最近の胴体下パイロンは前縁に角度がついたタイプに換えられているので適当に削って斜めにしておきます。
AGM-88のランチャーもミサイル本体同様凸彫りなのでこれも同様に処理。
ラダーですが一部に純正でエッチングパーツがセットされています。
エッチングにはせっかく軽め穴が開いているのでプラパーツを切り飛ばして軽め穴の向こうが覗けるようにしました。
こうしないとモッタイナイ!
実機は改修されているのでアンテナ類の形がキットとは異なります。
左:左はジャンクパーツ。これを加工して中の形にします。
ちなみに右はキットに付属しているアンテナ。ぜんぜん形が違います。
中:これに真鍮線を植え込んで色を塗って・・・
右:DO NOT PAINT デカールを貼ればアンテナ完成。
他にも改修点をいくつか
左:C,D型はA,B型と2つあるストレーキ上の丸いスリットの網目の形が違うので埋めてデカールで表現。
中:垂直尾翼の補強板はないようなのでここも埋めておきます。
右:機首にIFFアンテナが増設されているのでエバーグリーンのプラ材で自作。
前脚のフタにもアンテナのフェアリングが増設されているのでコレもプラ板を削って自作。
と、ここまでエラそうに改修点を追ってきましたが、製作中にこれらのポイントをカバーしたキットが発売。
なんだか嬉しいような、悔しいような気分ですがたぶん次は素直にそのキットを買うでしょう。
胴体下のAPU排気口と、機首のスリットが埋めてあるのがわかるでしょうか?
実はこの辺りに一番時間を掛けていたりするんだけどねぇ、
ホークスっぽさを強調する紺の部分はFS15044を使えとの指示がありましたがもちろん持ってないので
328番で塗装。
デカールの紺と若干違う気もしますが気にしません!
その後クリア掛けでテッカテカ。デカールが溶けたけどきっと気のせい!
デカールがぐにゃっとなると怖いから研ぎ出しはしないよ!
今回初めてミラーフィニッシュを使ってみました。
チタンフィニッシュとかジュラルミンフィニッシュは買ってないので知りません。
シリンダーの鏡面加工された部分とか反射鏡の鏡面加工された部分かギラギラなところにピッタリ。
フィルムは薄くて伸び、また後に縮まないので工夫次第で曲面にも貼れますし、後から剥げることもないようです。
けっこうなお値段はするけど使用量は少ない割にいいアクセントになるのでこれは買いかも?
あとギアやギアベイにある注意書きがMAWデカールで再現されていていい雰囲気を醸し出している?
あとはキャノピーをオープンにするため真鍮線を埋め込み固定。
キャノピー枠の内側には内部を照らすライトや取っ手、ミラーなどがついているので
エバーグリーンやジャンクパーツ等で自作。
思えば1/48タダホ(只のホーネットの略)は中学の時に作って以来だったので若干トラウマ気味で、
さらに翼端ランチャーが行方不明になったりと(後にソファーの隙間から発見)成仏させるまで大変でした。
でもキットの素性は良く、モールドもキレイなので楽しめました。
製作記は端折りすぎでよく分からん状態になってますがこれで終わりです。
最後にキット、パーツ、資料等を提供してくれ、製作に当たっての相談に乗ってくれた依頼者様に感謝!