F-14A Tomcat <VF-51 ScreamingEagles>

F-14A トムキャット <VF-51 叫鷲>の製作記〜ロービジ編〜

主翼は展開、フラップはダウン状態で作るのですが、そんな主翼にも微妙に手をいれることに

フラップダウン時にはヒンジのような物が起き上がる。というか本当は固定で周りの外版が少し下がることによって逆に隆起するので ヒンジをちょうどいい厚さのプラ板がなかったので0.5mm厚を2枚重ねた1.0mm厚プラ板で製作

また、主翼が垂れ下がらないようにプラ板を胴体内部に貼って調整します。

キャノピーを普通に閉めると一段と浮き上がってしまうので、透明部品はいじりたくないから胴体側にポリパテを盛って成形

なだらかにラインが繋がるようにします。

今回のミサイルは灰色基調ですがウエポンセットには白バージョンのデカールしか入ってなかったのでファイタータウンの データディテールデカールを使用。至れり尽くせりなデカールセットです。ただフェニックスミサイルも含め全武装のデカールが2発分づつしか付いてないのが玉にキズ。


左:最近マイブームの黒立ち上げで塗っていくのでラインに沿って適当に黒で塗ってやります。

中・右:ハイヒジのときにも増して実機のムラや汚れを再現してみたつもりですがいかがでしょう?ひたすらいろいろ塗り重ねました。 ロービジ機はマーキングが地味なのでこういうところで凝ってみるのも面白いです。


翼の前縁を銀に、スラットやフラップの間を赤く塗ってやります。地味な塗装なのでこういった部分がいいアクセントになります。

可変翼独特の翼を動かしたときにできる同心円状の”模様”は筆でちまちま書いてみたりと試行錯誤をした末、 コンパスに面棒を突っ込んで書く方法で乗り切りました。ピボットのあるであろう部分に針を刺してなぞっていくだけなんで簡単です。

デカールはさっきのファイタータウンのディテールデカールのほかにエアロマスター社のデカールを使用。
ばりばりにモノトーンなロービジ仕様です。

枚数が少ないんですぐに貼り終わります。
艶消しクリアコートや脚関係はめんどくさいんで省略。

最後にファインモールドの真鍮引き物の”F-14プルーブセット”使ってみます。
青い矢印で示した部分をシャープなこいつに置き換えますよん。

機首のアルファプルーブはキットのプラパーツにそのまま置きかえれます。 また側面のAOAプルーブはそのままでは凸が出てるだけなので削り落としたあと0.8mm径のピンバイスで穴を開けて押し込みました。

小さいパーツだけど目立つ部分だけあって効果も大きいです。引き締まったかも、

完成〜

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